「正方形の月が出ているぼくの孤独」
キネマムーンというのはコメット・タルホ=稲垣足穂氏の詩からの引用で、正方形=四角い月というのは北園克衛氏からのモノで、そこから更に月方形としました。月の詩人達へのオマージュでもあります。
「月男」の被り物は二○○三年に第N無人居住區でグラフィックスを担当させて頂いた時の謝礼(笑)として、被り物作家でもある猫祭り姫さんに作って頂いたモノです。
翌年、キネ東京の祥ちゃんの関心空間が縁で「箱少年」の七戸優氏と知り合うコトができ、ネット・ミラクルに感謝しつつ、氏との出会いが原画を見せて頂いたりして自分の中で同人誌活動以来止まっていた月的なモノへの回帰と新たな創作へと踏み出せた感じがします。
四角い月、繋がりでもあるし(笑)。
いろんな方との出会いが偶然なのか最初から仕組まれたコトなのかはわかりませんが、月男に繋がっています。
月男の制作活動は同人誌時代のアナログ・デザイン的な手法を使ったりとデジタルとはまた違う大変さであったり、楽しさであったりします。これからも月的グラフィックスなモノを制作していけたらなぁと思っています。
二○○五年 九月十八日 仲秋の満月の夜に |